よくあるご質問

不動産仲介

Q.
大家との賃貸借契約を結ぶ為に必要な書類は何ですか?
A.
過去二年間分のタックスリターン、直近3か月分の銀行口座ステイトメント、ビジネスプラン、身分証明書等。 ※大家により求められる書類内容が異なる場合があります。

Q.
エスクロー中にキャンセルした場合、デポジットは返金されますか?
A.
状況により異なりますが、コンテンジェンシーの期限内であれば返金されます。 ※エスクロー、コンテンジェンシーの意味は用語集をご確認ください。

Q.
セキュリティデポジット (保証金) はいくらぐらい請求されますか?
A.
お客様の財務状況や大家により異なります。通常は家賃の1、2か月分を要求される場合が多いです。ただし、日本から初めてアメリカでビジネスをするお客様の場合、家賃の6-12か月分を求められる場合もあります。

Q.
一坪は何 Sq ft (スクエアフィート)ですか?
A.
一坪 = 約35.6 Sq ft です。ですので、10坪 = 約350 Sq ft とイメージされると日本の物件と比較した際にサイズ感がイメージしやすいかと思います。

飲食店開業

Q.
物件契約してから開店迄の期間はどのくらいですか?
A.
新規でスケルトンからレストランを作る場合は6‐12か月、中古物件の場合は0-3か月程度で開店できます。

Q.
開店資金はどのくらいかかりますか?
A.
新規(スケルトン)物件または中古物件、そしてお客様が求める店舗デザインやコンセプトにより異なります。目安として新規物件の場合は、工事費用は店舗のサイズ (sq ft) × $200~250、デザイナー費用が工事費用 ×10% 程度かかります。前述の通りこちらはあくまで目安になります。この他に厨房機器、家具、サイン設置、各種パーミット費用等は別途必要になります。運転資金も家賃の 6か月分の準備があることが望ましいです。

アルコールライセンス

Q.
アルコールライセンスの取得期間はどのくらいですか?
A.
新規取得、またはトランスファーにより異なります。 新規取得の場合はアプリケーションを提出してから約90日、トランスファーの場合は約75日と掛かると言われていますが、実際はもっと日数がかかる場合が多いです。

Q.
エスクロー期間中に、買い手側がアルコールを販売することは可能ですか?
A.
トランスファー(Person to Person)において、テンポラリーライセンスを申請すれば可能です。

Q.
過去に犯罪歴があると、アルコールライセンスが発行できないと聞きましたが本当ですか?
A.
はい。申込者、申込者の配偶者の過去の犯罪歴含めたバックグラウンドをチェックされます。ただし、場合によっては発行してくれる事もあります。

Q.
お店を休業した場合でも、アルコールライセンスは有効ですか?
A.
休業が15日間続くと、ライセンスが一時無効にさせられる場合があります。仮に、一旦無効にされた場合、使用する10日前にABCデパートメントに申し出て、再有効にしてもらいましょう。

Q.
お店が完成する前でも、アルコールライセンスは申請可能ですか?
A.
はい、可能です。ただし、アルコールライセンスの発行はお店が完成してからになります。

Q.
CUBの取得費用、取得期間を教えてください。
A.
管轄の市によって料金、取得期間は異なります。参考までにロサンゼルス市のCUBに掛かる費用は約$16,000(弊社の代行取得費用は含まれません)、取得期間は10-12か月程度掛かります。

用語集

Q.
Business License(ビジネスライセンス)
A.
市・郡のローカルレベルにおいて事業を行なう場所でビジネス・ライセンスの取得が必要です。例えば、ロサンゼルス市の場合は、Business Tax Registration Certificate (BTRC) Application を市役所に申請します。

Q.
Seller's Permit(セラーズパーミット)
A.
カリフォルニア州内で物品販売を行う事業体は、State Board of Equalization からセーラーズ・パーミットの取得を必要とします。このパーミットは物品の仕入れ・販売に伴う消費税の徴収・納税を目的としています。

Q.
EIN/Employer Identification Number (イーアイエヌ)
A.
この番号は、アメリカの法人確定申告や各種税金の支払い、それに伴う申告書などに記載するとても重要な番号です。要するに、アメリカ国内で企業、及び、個人事業主(従業員を雇用している場合に限る。)が納税する際に必要となる番号となります。

Q.
Fictitious Business Name(フィクティシャスビジネスネーム)
A.
DBA (Doing Business As) の正式名になります。DBAとは屋号を意味し「~の通称で営業している」つまり「~という商号(屋号)を使っている」ということです。法人登記されている正式な会社名と事業上の通称が異なるときに使われる略語です。レストランで例えると会社名と店名の違いという事になります。County Clerk’s Office(ロサンゼルス郡の書記官事務所)で申請し、その後、新聞に 5週間の広告を出します。ビジネス用の銀行口座を開く場合などにも、Fictitious Business Name が必要となります。

Q.
Food Handlers Certificate / Food Service Manager Certificate(フードハンドラーサーティフイケット)
A.
カリフォルニア州で食に関わる仕事をする全ての人はこちらの Food Handlers Certificate を取ることを義務付けられています。また、こちらの上級資格である Food Service Manager Certification を全てのフードサービス事業所ごとに、少なくとも1名配置することを義務付けていますので、Public Health Operating Permit を取得する為の最終インスペクション前までに、店の責任者が取得する必要があります。

Q.
Escrow(エスクロー)
A.
エスクローはもともとアメリカにて不動産取引の決済保全のために始まった仕組みで、売買取引をする際に売主と買主の間に信頼できる第三者を仲介させることで取引の安全を担保する仕組みのことを指します。エスクローの料金は通常売買価格の 0.2~0.3% で、売主と買主が折半します。

Q.
Contingency(コンテンジェンシー)
A.
コンテンジェンシー。直訳すると「不測の事態」です。オファーを提出する際に、特定の不測の事態を明記し、それが発生した場合は契約をしないという事になります。例えば、アルコールライセンスが取得できなければ、売買契約はしない等です。

Q.
NNN(トリプルネット)
A.
トリプルネットリースと呼ばれ、賃料の他に固定資産税と建物の保険、共用部分の管理費(共益費)をテナントが負担するタイプのリース契約です。これは、商業用物件で主に使われるリース契約です。一方で、Gross Lease (グロスリース) は、ネットリースの反対で賃料のみテナントが負担し、オーナーがそれ以外の固定資産税と建物の保険、共有部分の管理費といった費用を負担するタイプのリース契約です。一般的にこちらは住居用や小さいオフィスの契約で使用されます。

Q.
Free Rent (フリーレント)
A.
無料家賃期間です。

Q.
Tenant Improvement Allowance(テナントインプルーブメント)
A.
改装工事費用を大家が一部費用を負担してくれることを指し、TIやTIAと略して呼ばれます。

Q.
Key Money(キーマネー)
A.
日本語でいう「権利金」になります。人気の高いリース物件を抑える為、または前のテナントが残していった厨房機器が引き継ぐ際に大家がKey Money を請求してくる場合があります。

Q.
Letter of Intent(レターオブインテント)
A.
大家と正式なリース契約を締結する前に、基本的な事項について合意書を締結するケースがあります。この合意書の事をLetter of Intent(LOI)と表記します。

Q.
Pre-Qualification Letter (プレクオリフィケーションレター)
A.
金融機関からの融資可能額証明書になります。ビジネスをローンを組んで購入する際に必要です。金融機関が購入予定のビジネスの収益性、借り手のフィナンシャルを元に、融資金額を算出します。

Q.
CUB/Conditional Use Beverage(コンディショナルユースビバレッジ)
A.
特定目的使用許可証になります。アルコールライセンスを販売する際に必要です。こちらのCUBは各市のPlanning デパートメントが管轄しており、新規でアルコールライセンスを申請するに際に必要です。CUPと同義語と理解して頂いても問題ありません。

Q.
Power of Attorney(パワーオブアトーニー)
A.
委任状です。POAと略して呼ばれます。